オレンジライフのお葬式とは

私は葬儀社の長男に生まれ、幼い頃から祖父や父の葬儀への思いやこだわりを肌で感じていました。葬儀とは亡き人に関わりのある皆が集まり、追慕し、お別れを告げる最期の大切な式典であり、そこには故人に対する感謝の「ありがとう」という言葉が自然と生まれます。また、地方では親族・友人のみならず日頃お付き合いのあったご近所の皆様や地域コミュニティから生まれる関わりのある方々に、お別れの場を提供することも必然だと思います。

また、現在は高齢化による多死社会となりました。その中で亡くなられる方の状況も変わり、長い介護や認知症を伴う方も多いでしょう。その方の元気だった頃、関わりのあった想い出と感謝の気持ちを年月と共に忘れてはいないでしょうか？

現在の葬儀は情報化に流され、上記の様な役割を果たせているでしょうか？そう感じながら日々の葬儀のあり方を考えています。無縁社会の今、過去の様な大人数の葬儀は主流ではないでしょう。しかし、関わりのある方が集まり、今一度故人の人生を振り返り「ありがとう」を言いながら涙を流す。オレンジライフはそんな葬儀を常に目指しています。